昨年の暮れに近くに住む70代の女性が股関節の痛みで来院。

散歩が日課で、歩くと左の足の付け根が８月頃から痛くなったとの事。

症状は、足を高く上げる時と階段等で踏ん張ると股関節に疼痛が誘発。

「散歩が日課で、歩けなのは辛いです。」との事。

治療は、骨盤と股関節の調整を行うが、症状はあまり変わらず。

足関節の調整を行ったところ、痛みが劇的に改善。

通常の歩行はもとより、階段の昇降でも痛みが消失。

痛みの原因と症状は、全く別の場合は良く有りますが、今回のケースも同様です。

特に歩行時の痛みには、足関節の調整が大事ですが、特にユニットの調整が重要です。

今年の夏、ホームページをみて40代の大分市在住の女性、Hさんが来院。

今年の春にご主人の転勤で神奈川から大分に引越され、テニスが大好きで週に3,4回程テニススクールに

通うとの事です。

しかし、昨年の春ぐらいから右肩、肩甲骨周辺に痛みが起こり、思うようにテニスが出来ず、

神奈川の整形外科での治療や整骨院でのマッサージを受けるが、改善するどころか痛みが慢性化したとの事でした。

早速、骨盤、肘、肩関節、肩甲骨等、身体全身の骨格の調整を行う。

症状は、日に日に改善し、広範囲の痛みが次第に限局し、サーブ等の肩を挙上した際の

痛みも徐々に軽減し、サーブやスマッシュの痛みが和らぐようになる。

ある日、テニススクールで「Hさん、最近サーブが強くなったね。」とテニス仲間から言われたそうです。

Hさん曰く、「先生、殆ど痛みがなくなりました。骨の位置が正常になったんですね。」と。

また、Hさんの方から、「先生、私の事を是非記事に書いて下さい。」と、おっしゃって頂きました。

肉離れや打撲は筋肉そのものの障害ですが、

多くのスポーツ障害は骨格の歪みです。

マッサージでは改善しません、適切な処置が必要です。

先週、ホームページを見て佐伯市にお住まいの小学校5年の陸上をやってる女子が親御さんと来院。

オスグッドは男子に多く、女子は比較的少ないですが、それだけオスグッドのお子さんが多くなって

いるのかも知れません。

症状は、左膝の頚骨粗面に圧痛があり、屈伸動作が殆ど出来ず、朝起きてトイレに行くのも辛いとの事で、

走る事は痛くて出来ません。

整形外科でオスグッドと診断され、一ヶ月間練習を休んでみるも痛みは変わらず、そんな時インターネットで

当院を調べ来院。

一回目の治療は、先ずは骨盤の調整です。

スポーツ障害のお子さんの殆どは、骨盤に異常があります。

その後、膝関節の調整と筋肉の横引きで調整。

治療後、屈伸運動をしてもらうが最後まで曲げきっても痛みは無く、階段を上る動作でも

痛みが無くなる。

計３回の治療で寝起きの痛みや走った際に痛みが完全に消失。

お母さん曰く、「朝トイレに行くのにニコニコ顔で行くんですよ。それだけ痛みが強かったんでしょうね。」との事。

週末は、運動会です。

元気いっぱい走ってね。