一年前の交通事故の後遺症が改善。(大分県由布市在住)
先月、大分県由布市在住で学校教師の40代女性が来院。
昨年の9月に車の運転中、左折しようとした際に、後続車から追突され、そのまま前方の木に衝突。
その衝撃で、頚椎と左肩関節を負傷し、今年の2月迄病院で痛み止めの薬と牽引治療を行うも、症状固定で治療が打ち切りにな
り、その後、整骨院や鍼灸院に通院するも症状が快方に向かわず、当院をホームページで調べ来院。
来院時の症状は、頚椎の運動障害が酷く回旋運動、特に首を後ろに倒す動作が困難で、更に吐き気や頭痛もあるとの事。
肩は、前方挙上すると胸の辺りから肩の後ろの方まで突っ張り、思うように肩が上げる事が出来ない状態。
本人曰く、「このままの状態が一生つす続くのは耐え難いし、音楽を教えているのですが、仕事も大変です。」と。
一年間よく辛抱したと思います。
ましてや、事故の被害者ですから、かなりストレスがあったと思います。
「頑張って、8月の夏休みまでに治しましょう。」と、患者さんに言いましたが、
患者さん曰く、「教師ですから夏休みではありません。」と、
約三週間、週2~3の加療で、症状はかなり改善。
患者さん曰く、「以前は、作業しててもしてなくても、絶えず痛みがありましたが、最近はそこまで無くなりました。
昨日も一日パソコンをしましたが、前は1~2時間が限界でしたが、大丈夫でした。」と。
現在は、肩をあげる際に少し違和感が残っていますが、ようやくゴールが見えてきました。
この様に、時間のたった事故の後遺症ですら適切に処置すれば確実に回復します。