オスグットの痛みが消失(小学校6年生バスケットボール)
今週、母親と一緒に市内の小学校に通う12歳の少年が来院。
今年の7月位から部活のバスケットボールの時に左足の膝が痛くなるとの事。
整形外科でオスグットと診断を受ける。
練習を休んでも復帰すると痛みがぶり返し、痛みが一向に改善せず、今週末最後の大会があるとの事。
治療修了後。
しゃがむ動作、ジャンプの動作で痛みが消失。
昨日、一日置いての来院。
お母さん曰く、「昨日は、膝の痛みが楽だったみたい。」
治療終了後。
患部に強い力で押すと少し痛みが出る程度まで症状が改善。
一日目は、軽く押しただけでも痛かったのに、かなり改善してます。
ここまで良くなるとジャンプやしゃがむ動作では痛みは出ません。
又、通常の練習程度は大丈夫です。
最近、オスグットの回復が以前に比べ数段早くなりました。
一般的にオスグットは大腿四頭筋ばかり犯人扱いされていますが、決してそうではありません。
又、痛みの震源地は骨では無いのです。
あくまでも軟部組織なのです。
それから、今回の親御さんも病院から大腿四頭筋のストレッチの指導を受けたそうです。
少なくともオスグットに限らず膝の痛み全般に言えますが、ストレッチや筋トレは症状が悪化するこたがあっても
良くなることはありません。
膝の痛みで筋トレやストレッチをしている方は、即刻やめて下さい。(筋トレやストレッチで痛みは変わってないと思います。)