サッカー少年の踵の痛み(成長痛)が回復。(大分県大分市)
先週、父親に付き添われ11歳の大分市在住のサッカー少年が来院。
このお子さんは、太ももの痛みで半年程前に来院して以来です。
症状は、一ヶ月程前から走る際に左の踵を引き上げる時踵が痛く、以来痛みが治まらず、整形外科に受診したところ
成長痛と診断されたとの事。
いわゆるセバー病(踵骨骨端症)と言われ、10歳前後の男子に多くみられる成長痛の一つです。
疼痛の部位は、踵の内側と外側にそれぞれ一ヶ所あり、踵を着地では無く上げる際に痛みが誘発。
内側より外側の方が、痛みが強いとの事。
治療開始。
先ず、ooo法を行い、走ってもらう。
外側の痛みは消失、しかし、内側の痛みは変わらず、治療終了。
治療二日目。
再度、何度かooo法を試みても、「痛いです。」と、痛みは変わらず。
他の方法を行うも、帰ってくる言葉は、「痛いです。」の一言。
治療三日目。
やり方を変えてooo法を行うも変化無く、△△△法を行い初めて、「痛くないです。」との返事。
部屋の中で走っても、「痛くないです。」
ダメ押しに、靴を履いて走ってもらうが痛みは出ない。
内心、もう大丈夫だと確信しました。
「これで痛みは出ないと思うので、これで様子を見てください。」と伝え終了。
二日後、父親から電話が入り、「息子の痛みは良いみたいです。」との連絡がありました。
これで痛み無く、サッカーボールを元気いっぱい蹴ることが出来るでしょう。