右手の痺れ(橈骨神経麻痺)がその場で改善。(大分県大分市在住・50代男性)
先日、10日程前から右手が痺れて力が入らないとの事で50代男性が来院。
職業は、飲食店に勤務しており物を持ったり握ったりする際に不自由との事。
整形外科にて受診し、首からの影響でしょうとドクターから言われ、
薬を処方され、首に電気治療を行うも改善せず、当院へ来院。
詳しく話を聞くと、「朝起きて目覚めると、右手が痺れていた。」との事。
又、親指と人差し指の痺れが強く、小指にはないとの事。
この症状は、頸からではなく、恐らく寝相の関係で右手を身体の下にして寝てしまい、
橈骨神経麻痺を起こしたものと思われ、早速、橈骨の調整を行う。
その場で、握れなかった親指と人差し指が握れるようになる。
握力と、痺れは完全には戻りませんでしたが、何度か調整すれば徐々に回復すると思われます。
この症例は、別名、ハネームーン症候群とも呼ばれ、男性が女性に腕枕をしたり、
上記のように、自身の身体で腕を圧迫したまま朝を迎えると、上記の様な事が起きる場合があります。
自然に回復する場合もありますが、改善しない場合は、早めに対応して下さい。