交通事故での肩関節と頚椎の損傷が速やかに改善。(別府市)
先週、交通事故で肩関節を負傷し、劇的に改善した患者さんについて報告します。
受傷日は、9月11日(金)で別府市内をバイクで走行中に乗用車と衝突し、その際、咄嗟に急ブレーキをかけその衝撃で両肩関節と転倒時に頚椎を損傷する。
最初に受診した別府市内の病院では、特に左の肩の損傷が強く腱板を傷めており、肩が上るようになるまで数ヶ月かかるかもしれなと云われたそうで、受傷した翌日に当院へ来院。
治療初日。
両肩ともに挙上不能で、前方に90度程度しか上らず、寝返りの際も手を突く動作のときに痛みが走り、又、雨降りのせいか朝から頭が痛いとの事。
治療終了後、肩の動きを確認するも両肩とも挙上不能で、手を突く際の痛みもあまり変わらなかったが、両肩を中心に自然形体療法ならではの手法で筋肉を丁寧に緩め、初日終了。
治療2日目。
治療開始前に肩の動きを確認すると、右肩は比較的スムーズに上がり、左肩は痛みを伴うが自力で挙上可能。
頭痛は、無くなったとの事。
治療終了後、腰掛けてもらい両肩を上げてもらう。左肩のみ前方挙上時に45度から90度ぐらいの間で下げる時も含め疼痛が残る。
最後に、肩関節と鎖骨に対してooo法を何度か行い肩を上げてもらう。
少しぎこちないが、痛み無く挙上可能となり、2日目終了。
治療3日目。
治療開始前に、患者さんから笑顔で「おかげで随分楽になりました。今日は仕事に行ってきました。」との事。
治療終了後、多少違和感が伴うが、スムーズに肩が上るようになるり、寝返りに動作も普段通り。
この患者さん、以前に50肩を体験したことがあり又、同じ苦しい思いをするのかと、受傷後は心身ともに落ち込んでいましたが、これでその心配も無くなりました。
改めて今回、自然形体療法の凄さを実感した症例でした。