大分市在住の13歳の男子（サッカー少年）が3ヶ月前より右膝のお皿の下が痛み、痛みのためサッカーの練習が出来ずに大分市内の治療院に受診するも症状に変化がなく、ホームページを見て本日父親と一緒に来院する。

問診の後、検査を行う。

右脛骨粗面に圧痛有り

運動痛；特にジャンプや階段の昇降時に疼痛を誘発。又、正座が痛くて出来ないとの事。

以上の所見よりオスグッド病を疑う。

全身の所見；右骨盤の腸骨の後下方転位とそれに伴う右下肢長の短縮。右大腿四頭筋の緊張有り。

引き続き施術を行う。

先ず基幹の型を行い骨盤の歪みを取り、そして自然形体療法ならではの手法で徹底的に大腿四頭筋を緩め、oo法を行い痛みの確認を行ったところ膝の屈曲痛は無くなったので、立位での手法を行い正座をしてもらう。「全然痛くない。」との事。最後にジャンプをしたり階段を走っても痛みが無くなったので治療終了。

3ヶ月も苦しんだ痛みが僅か数十分で無くなりお父さんのビックリした表情が印象的でした。最後に自己療法を指導する。特に右の大腿四頭筋の緊張が特に強いため負担の掛からない歩行指導や身体の使い方を指導する。明日より練習が再開出来そうですが、もし痛みが再発したら練習を中断するように伝えまいした。

お父さんが、帰るときに「こんなに簡単に良くなるんだったら、もう少し早くくればよかった。」と、しかし、当院は開院してまだ2週間あまりです。

傍から見ていると、簡単そうに見えますが一つ一つの手法が科学的なんです。ですから、何度やっても同じ結果が出ます。

オスグッドで苦しんでる方、早めに相談してください。その方が早く改善します。

昨今、一部の整骨院で治療内容がマッサージ院化しています。患者さんも両者を混同しているのか、整骨院に果てしなく通院している方がいるようです。本来、整骨院は痛みを取り除き、日常生活に支障のない元気な身体に回復させるのが使命であるのに・・・・・・。

当院は、痛みに対して正面から患者さんと対峙し「あなとの思いに本気で応えます」をモットーに、痛みを取ることに全力投球します。ですから、毎回真剣勝負の思いで治療に臨みます。そして、その対価として患者さんの喜びと感動を共有できればと思います。

本日、別府から電車で来院されたMさん、マッサージを受けた翌日から首が回らなくなったとの事。

治療終了後、首の回旋と後屈がかなり改善しましたが、何より沈痛な面持の表情が晴れやかな表情に改善しました。

まだ完全ではありませんが、後2～3回の治療で治ると思います。この笑顔が治療家にとって最高の良薬です。この笑顔があるから少々きつくても頑張れます。

8月5日夕方4時に別府市のKさん（40代女性）より電話で、「腰が痛くて動けない」との連絡が入り、夜、往診に伺う。

ベッドの上で寝返りも出来ず、最悪の状態。

「午前中、ベランダの片付けをしていたら段々腰が痛くなった」との事。

痛い上マットがフカフカでなお更身動きがとれず、おまけにホッカイロで丁寧に腰を温めていました。

動きが取れないので、ベッドの上で施術開始、自然形体療法の素晴らしさは、相手がいかなる姿勢でも手法が可能であること。しかし、ベッド上と言う悪条件のため、悪戦苦闘。どうにかベッドの下に降りてもらい、自然形体療法ならではの手法を行い、四つん這いが出来るまで回復したので、最後に四つん這いでの自己療法を指導して初日は終了。

翌日は、畳の上での治療。こうなればしめたもの。腰痛の手法を行い、自力で立てるまで改善。

この方の場合、急性症状にも関わらず、患部を温めていましたが、必ず、急性症状は冷やしてください。しかし、アイスノンの様な冷却材は避けてください。凍傷を起こすので、必ず氷嚢等を使い氷で冷やしてください。それからフカフカのベッドも良くないですね。