先週の木曜日に電話が入り、「家の娘が、部活の筋トレで足が痛くなり歩けなくなった。」と母親から電話があり、その日に母親に付き添われ大分市内の高校に通う女子高生が来院。

カヌー部に所属し、一昨日に部活で筋トレを激しく行ったところ、今日、坂道を歩いていると段々と痛くなり、一人では歩くことが困難になり、先生に家まで送ってもらったそうです。

歩く様子は、爪先立ちで人に支えてもらいどうにか歩ける状態です。

本人曰く「今朝までは、それほど痛くなかったのに歩いていると、徐々に痛くなり歩けなくなった。」との事。

治療開始。

両ふくらはぎは、コチコチの状態で幾分左足のほうが緊張が強い。

筋肉に触れるだけで、痛みが走り、顔を歪める。

筋肉に優しく触れ、先ずは少しずつ緊張を解き、触れられるほどに回復した後、他の手法で更に筋肉の緊張を取り初日終了。

まだ、踵をついて歩くことは困難でしたが、筋肉が随分柔らかくなり触れただけでも痛がっていたのが軽く押しても大丈夫になりました。

2日目。

治療前は痛々しい歩きでしたが、治療終了後、右足は膝を伸ばした状態で踵をついて歩けるまで回復。

3日目。

治療終了後、両足共に膝を伸ばし踵をついて歩けるまで大分回復しました。

４日目。（日曜日を挟んで月曜日）

治療終了後、歩行はもちろんの事、駆け足でも痛みが出ない程に回復。

治療開始から僅か数日の期間中、一度も固定道具やテーピングを使う事無く劇的に回復させることが出来ました。

私も今まで色々な現場に立ち会いましたが、通常では考えられない治療期間での回復でした。

大分市のママさんバレーに所属する30代の女性が来院。

以前から、アタックを打つときやサーブの時等、右肩を肩より後ろに引いた際に痛みが走るとの事。

治療開始。

先ずは、右肩を中心に筋肉を丁寧にゆるめる。

しかし、思ったほど筋肉に硬結は無い。

終了後、アタックの動きをして頂くと腕を振り上げた際に痛みが誘発される。

次は、動きの中で肩関節の調整を行う。

痛みは、軽減するも実際にボールを打って頂くと痛みが誘発される。

再度、痛みの出る角度で調整を行う。

今度は、何度かボールを打っても痛みがでない。

患者さん曰く「このストレッチをすると必ず右肩に痛みが出るんです。」と言い、肩を後ろに引くストレッチを行うが、全く痛みがでない。

治療終了。

肩の痛みに限らず、関節の調整で劇的に症状が改善される事も珍しくありません。

大分県津久見市よりホームページを見て、陸上のアスリートで30代の男性が来院。

症状は、

１、右足のシンスプリントの痛み（本人は、この痛みで苦労されたようで、複数の医療機関で改善されなかったとの事。）

２、右足の付け根の痛み（歩くときに痛むとの事。）

３、左膝の痛み（走り終わりに痛みが出るとの事。）

４、左腰の痛み

1回目の治療で腰の痛みは無くなる。

他の症状については、治療終了後に走ってもらうが痛みは無かったので様子をみてもらうことにして終了。

1週間後に2度目の来院。

症状は、随分楽になったとの事。

特に本人が一番気にしてたシンスプリントは、脛骨の内側縁の腫れがきれいになくなり痛みが軽くなったとの事。

1週間後に3度目の来院。

症状は、練習をしても全然気にならなかったとの事。

11月8日に大会があるそうで、ベストの状態で臨めそうです。

健闘を祈ります。