昨年末、母親と一緒に大分市内のU高校一年生野球部員が右の手首の痛みで来院。

ポジションは、キャッチャーで中学生の頃から周期的に痛みが出て、バットを振る際に手首の甲が痛むとの事。

今まで、整体や色々な治療を試したが改善せず。

或る整体の先生からは、「疲労からの痛み。」と説明された事も。

先日も試合に出たものの、痛みで本来の力を出すことが出来ず、悔しい思いをしたとの事。

バットを振る以外に痛みが出る動作を尋ねると、「手を突いて体重を掛けると痛いです。」との事。

早速、手の骨（手根骨）を調整。

終了後、手を突いても殆ど痛みがなくなる。

治療終了。

正月明け、2度目の治療。

痛みは、バットを振っても痛みが出なかったとの事。

治療終了後、本人持参のバットで素振りをしたり、色々な動作で確認するも痛みなし。

お母さん曰く、「何年も悪かったのに、たった2回の治療で治るんですか？」との事。

原因さえわかればそんなに難しい治療ではありません。

先日、背中の痛みを訴え大分市在住の30代男性が来院。

以前から、左の背中が痛くたまにマッサージに行くが、その時は気持ちが良いが

症状は変わらないとの事。

首の動きや肩の動きで痛みの確認をするが、症状に変化無く腰にも痛みが無く、

骨盤の歪みもない。

「長く座ってると痛みが強くなります。」との事。

仰向けで確認すると左の鎖骨が下垂し、肋骨の位置は左の肋骨の２番が下垂し、3,4,5番が高い。

早速、鎖骨と肋骨の調整を行う。

調整後、確認してもらう。

「楽になった感じがします。」との事。

様子を見て、2,3日後に又来ますとの事。

今月、ﾎｰﾑページを見て大分県国東市より腰椎椎間板ヘルニアで20代男性が来院。

昨年の12月に、しゃがんで後ろの物を取ろうとした時に腰を負傷。

数箇所の地元の医療機関で加療するも改善せず、本人曰く「正月休みの休暇で痛みが治まる。」と思ったそうですが、その後も治

まるどころか腰に激痛が走り、痛みのために仕事にも支障をきたし、3月からは療養のために1ヶ月間休暇を取ったとの事です。

来院時は腰椎椎間板ヘルニア特有の疼痛性の側弯のために左に上半身が傾き、体を少し前に倒すだけで痛みが走る状況でした。

治療は、自然形体療法ならではの手法で筋肉の緊張を取り、椎間板に対する手法を行いました。

本日で8回目の治療が終了しましたが、痛みはかなり改善し、疼痛性の側弯も殆ど解消しました。

来月から職場に復帰できそうです。

何より嬉しいのは、本人の表情が随分明るくなった事です。

ぎっくり腰のように1~2回の治療では治りませんでしたが、椎間板ヘルニアも適切な処置を施せば、確実に改善します。